[源平 北条]16。鎌倉殿の13人

[源平]1 武士の始まり
[源平]2 八幡太郎義家ここにあり
[源平]3 どっちにつこうかプレゼント大作戦
[源平]4 保元の乱(源平編)
[源平]5 平治の乱
[源平]6 平清盛快進撃
[源平]7 平清盛。おごれるものは
[源平]8 神戸に都を?
[源平]9 源頼朝、立つ
[源平]10 勝利のあとの惨敗
[源平]11 何で勝っちゃったの?
[源平]12 首ねぢ切つて捨ててんげり
[源平]13 一頭死んでますけどーーっ
[源平]14 屋島の戦い、やんややんやの大喝采
[源平]15 壇の浦→義経討伐→落馬
の続きです。

前回、源頼朝が亡くなってしまいました。
源平というシリーズとしてどうするか微妙なところ
鎌倉時代は頼朝が作った時代だから
源氏はまだまだ続くの?
残念ながら源氏の将軍は3代で途絶えてしまいます。

実権は北条氏へ
って事で、
3代将軍実朝までは、新しく始める「北条」シリーズと
ダブらせながら参りましょう

頼家
人間関係を整理しておきましょう

頼朝が落馬で突然亡くなったもので、跡継ぎをちゃんと教育しているひまがありませんでした。
弟二人を殺しちゃっていますので、
跡を継ぐのは息子しかありません。

頼朝と北条政子の息子
普通に考えて、自然に年長の頼家ということになります。

もうひとり重要な登場人物がいます。
北条政子の弟、北条義時です。
超大物
なんと来年の大河ドラマ「鎌倉殿の13人」の主役です

小栗旬です。
かっこいいですね

最初は、まあ地味な人を持ってきたなと思いましたが
一般的知名度は頼朝とかに比べると落ちますが
鎌倉時代の基礎を作った人とも言えます。

何だかんだ言って、実は一番の重要人物は北条政子なので
北条政子がどう考えるか、というのがあります。
小池栄子です。

政子にとって、頼家は息子なので、可愛いに決まっています。
普通に考えると。

ところが、政子は当時やたら忙しくて頼家をちゃんと育てておらず
比企氏に任せています。

頼家からすると、政子に対して母だとの感情がわきがたく
一番大事なのは乳母である比企一族

優秀過ぎる父を持った二代目って辛い
どうしても比較され、お坊っちゃま扱いされる

頼家も頼家将軍としての色を出したい。

親政を始めます。
どういうことかというと、今までの色んな決まり事を無視して
自分のやり方を打ち出していく。

周りの人達はちょっと迷惑

政子は見ていて危なっかしくて仕方ないので
あれやこれやと文句をつける

頼家にすれば、元々好きになれないので
口うるさいおばさんに映る

どんどんこの母子の関係がおかしくなっていく。

そうなると、政子の中で
もうひとつの大切なもの、が芽生えてくる

北条一族

源氏は死んでしまった旦那の一族であり
言うことを聞いてくれない息子の一族

私は北条一族だ

そういう気持ちが日増しに大きくなっていき
今まであまりそりが合わなかった弟の義時に気持ちが近づいていく。

義時と相談

勝手な事をする頼家をどうコントロールしようか

出た答が「合議制」

選ばれたメンバーは13人
出たっ鎌倉殿の13人

義時よ。今後大事な事は一人で決めず合議制にします
よろしいですね

はーい

派閥的にはこんな感じのバランスです。
 北条派 北条時政・北条義時
 比企派 比企能員・安達盛長・八田知家
 京都公家派 大江広元・三善康信・中原親能・藤原行政
 三浦派 三浦義澄・和田義盛
 頼朝の遺臣 足立遠元・梶原景時

メンバーを見た頼家は
比企派が3人入っていたので、思ったよりあっさりと承知しました。

ところが、このあと
恐ろしいことが起きます。
北条派が他の派閥を追い落としていく。
怖いです。

どろっどろ
これ、1年かけて大河ドラマでやるのか
よくこのテーマ選んだな
小栗旬は爽やかイメージだけどなあ

続きはシリーズの次回

[歴史]シリーズはこちら(少し下げてね)

[源平 北条]16。鎌倉殿の13人」への4件のフィードバック

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