外交資料館に行って来ました
[外交]2 条約の改正に頑張る外務大臣たち
[外交]3 日清戦争は朝鮮の内乱?
[外交]4 三国干渉から日露戦争へ
[外交]5 日露戦争から第一次世界大戦へ
[外交]6 第二次世界大戦への背景
[外交]7 15年戦争の始まり。満州事変から
[外交]8 ニ・ニ六事件そして日中戦争
の続きです
アメリカからの圧力
1939年になると色んな事がおきてきます
日本にとって当時アメリカは重要な貿易相手国
中国の味方になったアメリカは日本に圧力をかけてきます
中国への攻撃を止めないと、日米通商航海条約を破棄するぞ
折れる訳には行かないと攻撃は止めない
そんな中、ドイツとロシアの間で、独ソ不可侵条約が締結されます
日本からするととても変
その前に、共産主義(ロシアなど)に対抗しようと日独防共協定を結んだはず
ドイツとしては、イギリスやフランスと戦争を始めるための準備
ロシアに敵に回られると辛い
その直後でした
第二次世界大戦勃発
ドイツがオーストリアを併合、チェコスロバキアに進出
そしてポーランド侵攻
対するイギリスとフランスがドイツに宣戦布告
ドイツはパリを陥落
この時点での内閣、阿部信行内閣や米内光政内閣は
ヨーロッパの戦争に不介入の政策を取ります
アメリカから圧力がかかっているこの状態で、ドイツに味方すると
完全にアメリカを敵に回すことになる
でもやっぱり、1940年
日米通商航海条約が破棄されてしまう
ここでまた近衛文麿内閣になる
日米交渉をしながら、日米開戦になったときも見据えるという両にらみ政策
日本とアメリカの経済力の差は明らか
開戦して勝てるかシミュレーションしてみよ
と命じられた役人達は、負けるとは思いつつもそう言えない
不思議な数字を叩き出した
アジアが日本に味方して一体としての経済圏を作れるので勝てる
東亜新秩序で日本・中国・台湾・満洲が一体化した構想の拡大版
アメリカからの資源がストップし、石油等が輸入できない
アジアの資源をあてにする
そのため北部仏印(ベトナム北部)へ進出
東南アジア全部を準日本と考える都合の良い考え方
アメリカが日中戦争の相手中国へ支援するルートを寸断する狙いもある
さらに南部仏印(ベトナム南部、ラオス、カンボジア)まで進んだことで
完全にアメリカを怒らせてしまった
この時、日独伊三国同盟が結ばれる
それまでは日独伊防共協定でロシアが仮想敵国
でも、ドイツはロシアと不可侵条約を結んでいるから
実質ロシアは仮想敵国ではなくなっている
仮想敵国はアメリカに変わったんです
日本も、ロシアと不可侵条約を結んで置かなければ怖いと
松岡洋右がロシアに行って日ソ中立条約を結んでくる
首相は東條英機に変わる
本来開戦論だった東條英機も
天皇から、あくまでも日米交渉を優先すべしと言われたので
交渉をしようとする
ところがその交渉で、アメリカから最後通牒を突きつけられる
ハル・ノート
満洲事変の前の状態に戻さなければ、開戦だぞ
やられる前に
と先制攻撃
1941年
真珠湾攻撃です